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明代末期・清代初期のからくり錠前 [レトロ アンティーク]

古い鍵、錠前には魅力があります。
5つの漢字の組み合わせによるパスワードで開く、ダイヤル式からくり錠前。
明代末期から清代初期頃に使用されていた、中国産の錠前です。

錠前.jpg


何にこの錠前をつけて撮影したかと言えば、昔の古い銭箱なんですが、あまりにもボロなのでこちらは大きく載せませんが、そんな古い木箱や引き出しにつけると、深い趣きがあると思います。

これを見せたら子供が欲しがってね・・・ でもあげません。

5つの感じを合わせると、鍵が抜けます。

錠前2.jpg


単純な作りなので現在においてはほとんど防犯効果もありませんが、昔の人はお金やとても大事なものを仕舞ってこの錠前でしっかり施錠したのでしょう・・・

この錠前、両脇は獅子の顔が掘られています。
中国の錠前の歴史は古く、盗難防止などの本来の目的以外でも様々な意味を持っていて、そのため、古くから装飾を施した錠前が作られるようになり、宮廷を始め、様々な所で使われていたと言う事です。

錠前3.jpg



錠前ではありませんが、古い手提げ金庫の鍵と、小引き出しの鍵も♪

鍵.jpg


やっぱり古いものは味がありますね~






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